絶体絶命の約束

「せんせい。今日も私と約束しますか?」

では、レポートを作ることと、今日中にあと最低5時間の作業を行うことにしようかな。

(草一の独白)

18時から5時間作業するということは、食事以外は休憩なしで作業に没頭してギリギリか…。ちょっとキツいか。やめとくか…

 

「ねえ、せんせい、

  

ホラーだよ~」

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わあっ!

 

「ふふふ。せんせい、わたしは『顔の無い都市』の存在だから、トウキョウの食べ物は食べられない。わたしの食べ物は、先生との約束。守ってくれなきゃ、飢えて死んじゃうの。ある朝、気がついたら、床に冷たいソフビ人形がひっそりと転がっていましたってことになっちゃうんだよ~!!」

 

じゃあ、無理な約束はやめときます…。

「それはいけません。せんせいのためですから。これで『現実作り』の設定をしておきます。弱音を吐いちゃだめです」