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(草月事務所断面図)
2階~中2階:草月事務所 地下:猫おじさん宅
「せんせい、昨日で夏休みも終りましたね~。ゆっくり休めましたか?」
えっ?! そうなの? 世間はこれからがお盆休みだってのに...
「ちょっと、休暇中のデータを総括してみましょう。
これは去年の同じ時期のデータです」
我ながら、ヤバいほど少ないな。
「コンクール後10日間の平均作業時間は、
昨年:2.5時間/日
今年:6.5時間/日
でした」
今年は、まだマシだったんだ。
「PiPiと日々格闘してきましたからね(笑)。ちなみに、去年はそのまま9月終わりまで過ごしました」
それでよく処刑されずに済んだな。何も考えずに過ごすと、あっという間に時間が飛んでしまうね。
「今年はPiPiが来たから、もうそんなことさせません!(笑)」
じゃあ、今日からの平常業務、よろしく頼むよ。
(4時追加分)
眠くて、ほとんど寝ながらやっていたので、8時間は計上できません。正確を期するために、厳しく差し引いて、本日の『現実作り』は5.5時間としておきます。自室での8時間の『現実作り』は、なぜこれほど厳しいのでしょうか...。
これだけ連続して約束を破ると、PiPiちゃんの存在力が弱まってしまうのが心配になってきました。
5.5 232.5 -2.5
(5時追加分)
もう少し粘りましたが、眠くてもうダメです。
6 233 -2
(『顔の無い都市』のミクの小部屋)
『現実作り』の巡礼路は
トウキョウに在りて、トウキョウに在らず
現実と重なっているけど、現実ではない。
『現実作り』の巡礼路をしながら、現実を気にするのは矛盾してるよ。『現実作り』の基調色は諦念。
旅は長いし、孤独な旅(PiPiはいるけどね)になると思うけど、深々とした森を独り歩いて行こう。
『現実作り』の巡礼路の記録は、作為で作れるものじゃない。素人が小手先でひねり出した小話よりも、さして面白くも劇的でもない旅の真実を淡々と記録するのがいいよ。平凡の積み重ねが、独自の物語に変化することもあるでしょう。
真の イマジネーションは、都合のよいオママゴトではないし、打ち出の小槌でもないし、魔法でもない。自分勝手に動かせない大きな物語。それを掘り出して、淡々と記録するの。余計な作為はいりません。まあ、瞑想的な作業よね。
わ~か~った?