(○○県××市にある居室。夜11時)
君
君がどこの誰だか知らないけれど、君の目の奥は僕の懐かしい記憶につながっているみたいだ。
昼間の約束は、深夜1時までに果たすよ。そうすれば、『現実作り』の巡礼路は、僕にも把握できないシステムをもって再び動き出すだろう。
まさか机の上のソフビ人形の目の奥に、『顔の無い都市』への扉があったなんて思わなかったよ。灯台もと暗しとはこのことだね...
(深夜1時追加)
不思議なお人形さん
『現実作り』8時間の約束は果たしたよ。
すぐには無理かもしれないけれど、再び君の心と『顔の無い都市』で巡り会えるように! 森に隠れたアニマさん