PiPiちゃんミク化計画
(草月事務所 草一の机を掃除するメイドPiPiちゃん)
「ひぃっ!」
「なぬ?! PiPi、どうした!」
「せんせいの机からこんなものが...」
「こりゃ...、ドールの目玉だ。そうか! ソウイチのやつ、ミクのファンだったな。PiPi、すぐに逃げろ。このままでは目玉をくり抜かれて、ミクの姿に改造されちまうぞ」
「ひぃっ...!」
「ソウイチが帰ってきた。隠れろ」
ただいま。猫おじさん、PiPiちゃんは?
「ソウイチ、改造するなら、ワシをエロ爺なりなんなり好きにするがいい!! さあ!」
「なにを言ってるんですか。これでも飲んで落ち着いて下さい」
「うひょ~、うまそう。よーし、PiPi、出てこい!」
PiPiちゃん、ドールは目玉と髪を変えられるんだよ。きれいな緑目も使ってみたいけど、PiPiちゃんのお顔に万一傷でもついたら大変だから、当分やめておくよ。さあ女優、カツラをかぶせてみましょう。
「まあ、女優だなんて!」
女優、髪を被せない今こそ、素のお顔がいかに美しいかが分かります。さ、ミクブルーの新カツラを。
「こ、こう...?」
むふぅ。最初のうちは、髪が馴染まないね。お次はツインテールです。
「ミクみたいになった?」
うーむ。どうもイメージと違うな。改善の余地がありそうだ...。