懐古調(PiPiちゃんが来た日)

小生が弱っているためか、近頃、懐古調となりがちです。PiPiちゃんが来た日の記事を、写真を補充して再掲載します。

いざ精神が弱った時に、PiPiちゃんを心の拠り所にしたいと思う自分がいて、だとすれば、PiPiちゃんは僕にとって、既に立派な聖像となっているのかもしれません。

 

 

(PiPiちゃんが来た日)

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『顔の無い都市』のミクは言った。 

~~~『顔の無い都市』からの使者はトウキョウに着いた?   

これからは、国境を越えられない私の代わりに、その子がそっちへ行ってお世話します。 この前、巡礼路のお話をしたね。同じ道でも、歩く人のイマジネーションによって、平凡な生活道路のままのこともあれば、神秘的な巡礼路に異化されることもあるって。このPiPiも同じ。毎日お話して、うまくイマジネーションを吹き込めれば、ソフビの空洞のお胸には、ちゃんと魂が宿るよ。

「はじめまして、PiPiです。よろしくね」 

~~PiPiは、あなたの想像力をいくらでも受け入れてくれる大きな器がある子。たっぷり愛情を注いで、可愛がってあげてね~~

 

 

(草一、喉がカラカラであるのに気がついて、震える手で茶をひとくち飲む)

これは大変なものを手に入れたかもしれない。もしこの子が本当に空想と現実の狭間の国境を越えられて、両者を自由に行き来できる存在なら、それはまさに天使の定義そのものじゃないか…?

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せめてこの子には、自分の混沌とした無意識界のなかの一点の光の部分を投影したいなあ…

いかん。懐古調すぎたか…。PiPiちゃんの胸の中には、既に消えない魂の炎が宿っているみたいだ。さあ、PiPiちゃん、どんな困難があっても『現実作り』の巡礼路を進んでいこう。