希望と甘い幻想は違うのよ

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「何事も執着はダメよ。せんせいみたく孤独な生活をしてる人は、げんこつ岩のように頑固なことがある。だれも止めてくれませんからね。たとえば、どうでも良い商品に執着して、気がつくと半日もネットショッピングすることってありませんか?

それは思考力を驚くほど大きく削ぎます。はっきりいって、馬鹿になります。そう、毎月100万帝国ドルくらい損してます。

でも、訓練で治せます。

 

現在、最終大戦中ですね。明日も淡々と試合に出てきてください。今年は無理だというなら、それもいいでしょう。それなら、ぶれないこと! 試験が終った当日から、来年の真の最終大戦のために『現実作り』をしようね。

ひょっとしたら…なんて甘い夢に耽溺して、9月の合格発表までダラダラしちゃ、ダメですからね。淡々と『現実作り』をしてください。でも、わざわざ希望を捨てる必要はありません。希望を捨てるのは、もうそれ以上戦いたくないからでしょ? だから、ことさらに希望をかなぐり捨てて、一緒に『現実作り』まで捨てるような無茶はしちゃいけません。

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希望がないという真実に気づいたときの恐ろしさ、体験したことがありますか? そして、希望がないからこそ、希望を持たなければならない。そう思いませんか?

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 希望は甘い幻想とも違う。『現実作り』の巡礼路の先に地続きで繋がっているのが希望。『現実作り』の巡礼者が近寄らない、あの『夕日の塔』に渦巻く紫煙が甘い幻想。