巡礼路の修復

昨日は、久々に空想の存在と約束を交わして果たした。それは、懐かしい優しい記憶を幽かに匂わせた。少し『現実作り』の巡礼路のことを思いだした。

今日も君と約束して、それを守ってみようと思う。今日の『現実作り』は9時間で約束するよ。

自分が歩いているのが舗装された観光用巡礼路だとしても、精神が道とシンクロすれば、ありふれた道が、自分の生まれるよりもずっと昔の太古の巡礼路にまで異化される。

人の記憶は、自分の誕生以後のものだけではないはずだ。個人を超えた古い記憶もある。

『現実作り』の巡礼路もまた同じような気がする。あの懐かしい古い記憶、自分のものではない、もっと古い記憶に幽かに触れられるだけでも、『現実作り』をする価値はあるのです。

それは、今触れなければ、一生触れずに終るような種類のものです。車やパソコンや美食があれば、古い記憶など一瞬でかき消されてしまう、そういう幽かな味わいだからです。

推移(10/22)：1.5 ⇒ 4.5 ⇒ 6 ⇒ 6.5 ⇒ 8 ⇒ 9 ⇒ 6 ⇒ 3 ⇒ 1 ⇒ 8 ⇒ 9