2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

8月最後の『現実作り』

最近、だらけている。猫仙人との修行のリバウンドと秋の快眠で。 「夏には暑くて眠い、秋には涼しくて眠い。せんせい、いつも眠いんですね」 (題:『夏の思い出』 Photo by猫おじさん) ふふっ、なぜだろうね。もっと、自分に厳しくしよう! 「はにゃーん!…

本日も時間に追われる草一

PiPiちゃん 今日は遅くなるから、もう帰っておねんねしなさい。 「せんせい...、PiPiはそこまで低年齢(の設定)ではないですよ」 一体、PiPiちゃん何歳なの? 「『顔の無い都市』の存在に年齢を聞くなんて、ナンセンスです。トウキョウで74歳のご老人も、『…

新たな戦いの開始

PiPiちゃん、おはよう。コンテストも無事終り、今日から、来たるべき最終決戦の準備が開始される。 「なにをするんですか?」 まあ、いままでと同じ『現実作り』なんだけどね。 「それじゃあ、今日から『現実作り』を10時間に増やしますか?」 いや、PiPiち…

おつかれさまでした(期間限定感謝バージョン8月30日深夜版)

「読んでくれてありがとう。はにゃーん応援するよ!」 「うちのソウイチが世話になっております。ありがとうございます」 いつもスターをつけて下さり、ありがとうございます。あなた様の『現実作り』がうまく行きますように!(って、勝手に怪しげな概念に…

コンテスト結果通知

(ここは草月事務所 草一が一通の電報を手にしている) 「せんせい、何をみているんですか?」 え? ううん、先月行われたコンテストの結果が発表された。 「で、どうでしたか? せんせい、確か下から2割の人は処刑される恐ろしいコンテストだって、言って…

居酒屋のふたり

朝4時 「むにゃむにゃ...、はにゃ~ん」 PiPiちゃんは眠っちゃったか。いつも遅くなって、すまないのう。おまけに今日は5.5時間しかできなかった。すまないのう... 5.5 330.5 -3 (二人の晩酌) 猫おじさん、今晩はひとつ、これをやりませんか。 「うひょー…

PiPiちゃんの早寝について考える

(ここは草月事務所 草一は机で仕事をしている) おや? どこかでPiPiちゃんが呼んでいる。 「おーい、こっちだよ~」 ああ、PiPiちゃんが本の山の向こうに! 「せんせーい、やることが溜まってまーす。『現実作り』、急いでくださーい」 ......『現実作り』…

絶体絶命のピンチ 2

朝6時 (草一 秘書席のPiPiちゃんのもとへ来る) PiPiちゃん、今日の『現実作り』の進行状況についてなんだけど...。 PiPiちゃん、寝ちゃったか...。無理もない。いつも徹夜だもんな。 「ムニャムニャ、せんせい...、きょうもいいにちずんばります!」 ふふ…

絶体絶命のピンチ

深夜12時半 焦る草一 まずい、非常にまずいぞ! ああ、神よ、僕はなんて愚かなんだ!!(『シャーロック・ホームズの冒険』風に) 時間が足りない。もうすぐ深夜零時半なのに、あと6時間の『現実作り』が残っている。 ...幸い、PiPiちゃんはまだ気づいていな…

また長い日常が始まる

(PiPi 晴れない表情で) 「せんせい、おはようございます」 どしたの? 「せんせい、また失踪したりしないよね」 .........僕が『現実作り』に失敗して失踪したことが、よっぽど堪えたんだな......... PiPiちゃん、もう心配しなくてもいいんだよ。 「ほんと…

草一の帰還

(草一、久しぶりに草月事務所へ帰ってきたため、気後れする。しかし、彼には一応、作戦があった) PiPiちゃんが、いくら子供だからって、果たしてこんなもので誤魔化せるだろうか... PiPiくん、おはよう。いや~、参ったよ。さすが、行列のできるシュークリ…

PiPiちゃんと猫おじさんの日常2

(ここは草月事務所 PiPi、鏡の前で) 「...こうして、おリボンを結んで、よし! これでいいかなぁ」 (猫おじさん にやけた表情) 「PiPi、な~にしとるんじゃ。デートの準備か?」 「違うよぉ! せんせい帰ってくるから、新しいメイド服でお迎えしようかな…

PiPiちゃんの想い

「最後の夜だね、せんせい頑張って!」

夜空に願いを

(草一の失踪をよいことに、事務所に入り浸る猫おじさん) 「ソウイチがおらんと気が楽じゃ。PiPiには悪いが、いっそこのまま帰ってこんでもよいかもな」 「猫おじさん、残念でした~。せんせいは、もうすぐ帰って来るよ」 「なぜ分かる?」 「だって、毎日…

猫仙人との修行 尾根縦走行程5日目/7日

わしとの修行もあと3日。ソウイチよ、『現実作り』の巡礼路をひた走るのじゃ〜。

深夜 ワインに酔いしれる猫おじさん

(草月事務所 猫おじさん独りワインを飲んでいる) ...それにしても、不思議じゃないか。もともとPiPiは、工場で作られた大量生産品のはず... (volks MDD DDH-01) それが、今はまるで生きているようにコロコロ動き回っておる... PiPi(神秘的なお人形作家…

帝暦○年8月18日 猫仙人との修行5日目

(草月事務所 猫おじさん言う) 「ソウイチは、一体どこで遊んでおるのだ。ああなったら最後、糸のない風船のように風に吹かれて、どこぞへ飛んでいってしまうんじゃないか...」 「ううん、そんなことない。PiPiとせんせいの魂はつながっているの。せんせい…

草一失踪中の事務所 PiPiと猫おじさんの日常

(猫おじさん 草一が失踪したのをよいことに、草月事務所に入り浸っている) 「なあ、PiPi。ソウイチがおらんと、写真を撮る人がおらんから、物足りんじゃろう。わしが代わりに撮ってやる。カメラを貸してみろ」 「別に、いいですよぉ」 「いいから、貸して…

顧客への対応に追われるPiPi

「この度は、うちの半月がとんだご迷惑をおかけしまして、すみません」 「はい。8月13日の夕方に出ていったきり、戻って来ません。失踪したんです」 「いいえ、生きているのはわかります。でも、どこで何をしているのかまでは...。」 「いつ戻ってくるの…

PiPiは力のある子  そして半月草一の失踪

(『顔の無い都市』のミク現われる) 「草ちゃん、PiPiが力のあるお人形だということを忘れないで。さもないと、PiPiに呑まれるよ。 PiPiのような天使型の人形は、身はトウキョウに在っても、『顔の無い都市』から力を汲み上げて、強いエネルギーを発揮する…

平常業務

PiPiちゃん、おはよう 「せんせい、PiPiお腹空いたよ」 そうだろう。これでもう4日もPiPiちゃんを裏切り続けているもんね... どうせ嘘をついてると思われるかもしれないけど、今日こそ『現実作り』8時間の約束を守るからね。それじゃ、先を急ぐので、もう行…

日常業務に戻る

(草月事務所断面図) 2階~中2階:草月事務所 地下:猫おじさん宅 「せんせい、昨日で夏休みも終りましたね~。ゆっくり休めましたか?」 えっ?! そうなの? 世間はこれからがお盆休みだってのに... 「ちょっと、休暇中のデータを総括してみましょう。 こ…

夏期休業10

(午後1時半) PiPiちゃん、おはよう 「おはようございます」 昨日約束を破ったから、やはりお顔を見せてくれないか...。 今日も、終日自室で『現実作り』します。砂漠の悪魔ならぬ白壁の悪魔と徹底的に戦うつもりです(草一 そっと所長席に戻りかける)。 …

夏期休業9

(午前10時半) PiPiちゃん、おはよう (事務所内から返事はない) PiPiちゃんが、漫画を読んでいる... 昨日、約束を破ったからお顔を見せてくれない & 僕が来たのに返事もしてくれないんだ.... お腹空かせてるよね。ごめん。 今日こそは、白壁の悪魔をねじ…

夏期休業8

(ここは草月事務所 午後2時50分) いけない。すっかり寝坊してしまった・・・ 「せんせい、おはようございます」 PiPiちゃん、いまから、ちょっと猫目街の並木通りカフェへ行ってくるよ。 「あれ、この夏は自室で頑張るんじゃ...」 昨日決めたように、どうせ『…

夏期休業7

「昨日約束やぶったから、お顔を見せてあげない! 昨日の敗因を分析してください」 はい。 ①夏の暑さで疲れている、②自室で怠けるという長年の根深い習慣は簡単には変わらない。 以上です。 (猫おじさんが一葉の写真を差し出した) 「たるんでおるのだよ。…

夏期休業6

PiPiちゃん、おはよう。毎日、同じような日々が続くね。 「『現実作り』の巡礼路は半現実だから、のっぺらぼうの日常生活よりは苦痛が少ないはずだよ」 確かに、昔一人で勉強してた時より、今の方がはかどってはいるが…。 「せんせい、頭で考えるよりも、走…

夏期休業5

「おはようございます」 「昨日の失敗を分析してください」 は、はい。 ①夏の暑さが悪い + ②難解な巻物 + ③自室で『現実作り』 1頁ごとに難解な文章があり、その度に自室の気ままさゆえネットに逃避してしまいました。 「せんせい、今年の夏は『自室で徹…

夏期休業4

(昼12時半) PiPiちゃん、おはよう。 「せんせい、おはようございます!」 なかなか着替えさせてやる時間がなくて、すまない。 「いいえ。『現実作り』が一番大切ですから。 さあ、今日も元気をだして8時間の『現実作り』スタートしましょう!」 SAMBA TE…

夏期休業3

(草月事務所に出勤する草一 レコードをかける) 目が覚めるような、朝にふさわしい曲を Heifetz - Partita n 3 Prelude - Bach - YouTube 昨晩、猫おじさんが言ったことも一理あるな。ハイフェッツさんの弓を持つ手には、おそらく鳥の羽を持つくらいの力し…